皆様、中国の高級料理海参(ナマコ)の煮込みをご存じでしょうか?
中国では、燕窩(ツバメの巣)、魚翅(ふかひれ)、海参(ナマコ)、鮑魚(アワビ)が“四大海味”といわれ高級中華料理の代表的な食材です。結婚式などにもよく出る料理なんです。
中国では近年、「フカヒレ」「鮑」を抜いて、「ナマコ」の人気が抜群となっています。
中華料理では「ナマコ」は主に乾物を使用、その最高峰は日本産です。
しかし、たくさん中国への輸出されていたナマコがコロナ禍で出荷が出来ず、日本の漁師さんが困っています。
そこで海参(ナマコ)料理も、中華料理専門である当店ならおまかせあれ、という事で、現在日本の漁師さんから購入しています。
乾物のナマコは、数日かけて何度も水戻し、美味しいソースで煮込みます。
戻すのも、煮込むのも、高い技術が要求される高級中華なんです。
日本では、酢の物にして食べる食べ方が一般的ですが、中国の【海参(ナマコ)の煮込み】はそれと全く異なる料理方ですので、弾力に富み、プリプリです!
その触感は、酢の物にして食すのと全く違いますので、是非皆様にもこの機会に食して頂きたいです。
干しナマコの利用の普及は16世紀末から17世紀初頭の明末清初と推定され、ナマコが高級料理として定着し始めたのは清朝の時代となります。
ナマコの滋養強壮効果は高く、「海参」という呼び方は、「海の人参」の意味で、朝鮮人参の薬効との類似性を意識して付けた名称です。
朝鮮人参の主要薬効成分であるサポニン類は通常は植物の持つ成分ですが、ナマコやヒトデなど一部の棘皮動物にも含まれていることが明らかにされています。(ウィキペデアより )
滋養強壮にも美容にも良く、プリプリで美味しい【海参(ナマコ)の煮込み】を食べに来てくださいね!