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Vol.1薬膳料理とは

皆様はじめまして。
中国名菜敦煌の薬膳料理研究家原田裕子です。

突然ですが質問です。皆さまにとって、「薬膳料理」は身近でしょうか？

一見難しく考えてしまう「薬膳」は、皆様の日常に本来は身近で切り離せない、そんな存在だと私は考えます。「今日は身体が冷えたから生姜スープを飲もう」「暑い夏に冷やしトマトが美味しい」…それも立派な薬膳料理なのです。

まず薬膳とは何か？

薬膳とは、長い歴史の中で得られた臨床経験と陰陽五行説に基づいた中医学理論に沿って作られたお食事です。

食べ物には体に入ったときに様々な影響を与えます。
『医食同源』という言葉のように、食材の性質を知り、季節や体調に合った食材を組み合わせ、体調を整え病気になりにくい体（未病先防）を作っていくための食養生のことです。

中医学では、人間は自然界の一部だと考えます。
よって自然の変化によって、人間の心と体も変化するのです。
その季節の変化に合わせた食材をとり、体を整えることが大切です。

季節に合わせた食材とは？
人間の体の変化とは？
どのように整えたらいいのか？
について、こちらのブログを通して私から皆様に発信してまいりたいと思います。

ぜひ、気になった方はブログをお読みいただき、ご自身の体と向き合う機会にしてください。

中国名菜敦煌では、季節に合わせたの薬膳料理を提供しております。私も監修をしておりますので、食べてみたいという方はぜひお店にご連絡ください。